低身長ブサイク病を患った男の婚活ブログ

先天性の「低身長ブサイク病」という、重病を患ってしまった男が試行錯誤で結婚にこぎつけるまでを綴ったブログです。 まぁ、「結婚できれば」の話なのだが。

3人目宇藤さん②

マッチングしたのは、1人だけ。

 

もうこのあたりでだんだん気づいてきました。

 

 

年収って、全然関係ないな。。

 

 

結構、言われるじゃないですか。

 

男は年取っても稼げばモテるよ、的な。

 

昔から、人の言うことを真に受けるタイプではあるのですが、

これは信じてました。

というか、むしろ女性を信じてました。

きっと顔なんかで判断しないだろうと。

 

 

だが、今、思う。

 

 

 

そんなことは、ぜんっぜんない!

 

 

顔だよ、顔。

 

わかりやすいしね。

 

まぁ、考えてみりゃそりゃそうですよね。

いくら収入がよくたって、

それのなにがいいのか、って言われたら、

 

結構、思いつかないしね。

 

いいとこ住める、とか、子供を私立に入れられる、ぐらいじゃないですかね。

 

別に今の時代、収入が低くたって、餓死するわうなことが起きるわけでもないし。

 

収入も確かにいいと思うけど、やっぱりわかりづらいですよね。長所としては。

今の時代、なんでもわかりやすくないと。

 

まぁ、この意見は、後に決定づけられることになるのですが、

この頃はそんなもやもやした思いでした。

3人目宇藤さん①

伊藤さんの件が落ち着いてから、再び再開。

 

再び再開、っておかしいね。再再開みたいな。rerestart、的な。

 

 

まぁそれは兎に角(うさぎにつの)、

 

次の相手を探すわけです。

 

 

まぁね。ここまでの話だと

めっちゃ順調に会えてるやん!

的な声が聞こえてきそうですけど

その裏で、派手にマッチスルー(いいね的なものを送るけどスルーされる)くらいまくりですからね。

 

いまだにこっちからいいね的なものを送ってマッチングしていないからなぁ。

 

やっぱり自分がいいなぁ、って思った人と出会いたいですよね。誰しも。

 

 

とりあえず、安藤さんと出会った方のアプリで再開。

 

ちなみにこの時期に月収が180万円を超えてきたので、

年収欄を「2,000万円以上」に変更。

 

このアプリでは年収額としては一番上になります。

 

 

というわけで、早速、いいね的なものを連打。

 

 

しばらくして、マッチング成立のお知らせが届きました。

2人目伊藤さん⑧

時間も中途半端だったので言えない周りで散歩していると、

 

メールが届きました。

 

伊藤さんと連絡先を交換するかどうか、的なやつです。

 

 

電話番号、メールアドレス、LINE ID、を伝えることができます。

 

へぇ、と思ってメールを読んでいると、

別のメールで、伊藤さんの連絡先が通知されました。

 

まぁ、少し悩んだのですが、

さすがにここでお断りするのは、失礼かな、と思い、

書いてあったLINE IDを連絡先に追加し、

「織田です。先程はありがとうございました」

的なメッセージを送りました。

 

すると、すぐに返事がきました。

 

「伊藤です!」

「来週の土日、空いてない?」

という2つのメッセージ来たかと思うと、

最後に伊藤さん自身の写真が送られてきました。

 

 

え、、

 

なにこれ。。

 

 

まぁ、複数やりとりしている可能性がある以上、誰だがわかりやすくするために送っているんでしょうけど。。

 

それもなかなか立派な写真でした。

 

なんというか、

写真集みたいな、独特の表情。

「なにか、用?」的な意味不明な目線を送ってました。

そして、美脚をアピールしているのか、

生脚がすごく出てる。そういうショットにしているんでしょうけど、とても気になる写真でした。

 

 

実はその写真が送られる前までは、

また誘います、的な感じにしてしまった以上は、

さすがに一度はまた会わないといけないかな、と思ってました。 

 

 

ちょっとびっくりしてしまって、

その場で返事をするのにためらってしまいました。

 

 

一応、あとで返そうと思っていたのですが、

だんだんそれも面倒になり、

 

結局、そのまま二度と連絡を取ることはありませんでした。

 

2人目伊藤さん⑦

スーパードライを飲んでいると、アテンドさんが戻ってきました。

 

女性様の退席のお時間です。

 

「お笑いライブの連絡、待ってるね」

 

そう言い残して、伊藤さんはアテンドさんに連れられて去って行きました。

 

 

いやー。

 

スーパードライおいしい。

 

 

スーパードライをゴクゴクしていると、

アテンドさんが戻ってきて、僕の帰る時間になりました。

 

 

ってか、これさ。

 

出口で女性が待ってるパターンもあるのかな。

 

そしたら、もう一軒行く、的なこともあるのかな。

 

的なことを考えながら、出口に向かうと、

 

 

 

誰もいませんでした。

 

 

まったく収穫がなかったのですが、

なぜか晴れやかな気持ちになりました。

2人前伊藤さん⑥

伊藤さんがいろいろしゃべっている目の前で

 

完全にダークサイドへ落ちてしまった低身長ブサイク病の織田氏

 

 

気持ち的にはとても暇だったので、せっかくだから酒でも飲んで帰ろう

 

という気分でした。

 

1人2杯まで無料で飲み物を頼めるのですが、普通に追加しました。

一応、伊藤さんにも勧めながら(^^;

 

 

スーパードライおいしい

 

 

いろいろ話かけてくるので、食事はそんなにゆっくりできませんでした。

 

 

伊「休みの日は、なにしてるの?」

 

 

んー、この質問が一番困る。

あんまり仕事と休みの境界線がないんでね。

 

その当時、お笑いライブに一人で行った記憶があったので、その話をしました。

 

伊「えー!なにそれ!今度連れてって」

 

織「ははは。そうですね。」

 

 

 いや、伊藤さんとは行きません

 

なんて言えるはずもないですからね。

 

まぁ、ひたすらビールを飲むことにしました。

2人目伊藤さん⑤

そんな伊藤さんの姿を見ていると、

 

かわいそう

 

という気持ちが芽生えるのがきっと普通の人だろう。

 

だが、僕は違う。

 

そんな上品には育たなかった。

 

 

伊藤さんのような人が楽しかやっていたころ、

僕は、彼女たちからまったく相手にされなかった。

 

相手にしてほしかった。。

僕も一緒に遊びたかった。

 

いつか、、

 

いつか見返してやる!

 

 

彼女たちから相手されなかったおかげで、あり余った時間と

彼女たちから相手にされなかったおかげで生まれたジェラシーという名の、歪んだ憎しみのパワーで

勉学に励み、

仕事に打ち込み、

収入的には、人より多く手に入れることができた。

 

 

こう言うと、むしろよかったんじゃないか、

という人もいるだろう。

 

確かに僕の場合は結果的にはよかったのかもしれない。

 

だが、あの頃味わった、虚しさ、屈辱感。

この世にいてはいけないんじゃないか、という思いが常にあった。

 

なによりも、僕が大事にしていた(つもりだった)僕の友達は、ある日突然連絡が取れなくなり、後に自殺してしまったことを知らされた。

 

僕の友達は、やはり僕と同じような境遇だった。彼から、自殺の理由を聞くことはできなかった。止めることもできなかった。

 

だが、

こんな世の中に生きていても仕方がない、

 

と思い、命を絶ったことは間違いない。

 

 

その思いは痛いほど理解できる。自分も死にたいと思ったことは何度もあった。

僕には闘う意志が残っていた。ただ、もしそれが残っていなければ、彼と同じ道を歩んだかもしれない。

 

お門違いであることは百も承知。

 

それでも僕たちは、彼女たちの目に映らない悲しさに打ちのめされた。

 

 

そんな当時の僕の姿を見て、かわいそう、だと思うだろうか。

 

 

おそらく思わないだろう。

 

だって、原因がなんにせよ、やはり自業自得なのだから。

 

 

そう、かわいそうなんかではないんだ。

 

それが、かわいそうではないのなら、

今目の前にいる、伊藤さんは、かわいそうな人なのだろうか。

 

 

 

ざまーみろ、だ。

 

そう、彼女の現在の姿を見ていて、胸に抱いた感情は、

 

勝利の感覚だ。

 

 

まったく相手にされなかった人に、今こうして媚びられている。

 

 

気持ち悪い話しだが、

 

いままでの自分自身の努力していた姿を思い浮かべ、尊敬の思いを抱いた。

 

2人目伊藤さん④

伊「同席は大丈夫です」 

 

 

ふぅ。なんとか最初の関門はクリア。

 

まぁ、さすがに気を遣ってくれたんですかね^^;

 

 

そんなわけで、アテンドさん退席。

 

 

織「あの、織田と申します」

 

伊「伊藤です。」

 

と、ここまでは良かったのですか、、

 

伊「え。下の名前は?」

 

織「え、あ。長信です」  

 

伊「え。じゃ、のぶくん?」 

 

 

 

 

へ?

 

 

どゆこと?

 

織「えっと、なにが?」

 

伊「え、長信くんでしょ?じゃ、のぶくん、って呼んでいい?」

 

 

えー。。

 

いや、嫌とかじゃないんですが、

 

早くない?

 

 

早すぎない?

 

 

圧倒的早急じゃない?

 

 

二言目で、それって。。

 

つか、もうタメ口ですかい。

 

いろいろ引っかかる。。

 

っていうか、ついていけない。。

 

 

その後、お仕事なにしてるんですか?

的な話をちょっとした後、

 

急に

 

伊「のぶくん、かっこいいね」

 

 

うおー

 

無理無理。引くわ。

 

どうしちゃったの、っていうね。

 

 

織「いやいや(笑)ちょっと意味わからないです(笑)」

 

伊「えー、かっこいいよ」

 

織「はぁ」

 

 

ちょっと、アテンドさん、厳しいッス。

 

 

僕のために同席してください。

 

 

まぁ、この伊藤さん、

おそらく相当、結婚に焦ってるんだと思います。

 

この距離の詰め方は、僕の人生では決して交わらなかった類の人です。

 

いわゆるチャラい系ってやつ。

 

多分、昔はこんな会話をしてたんだと思います。

 

男「お前、超かわいいねー」

伊「あざーっす!」

男「今日、ウチに来いよ。派手にパーリーしようぜ!」

伊「ウケる!イクイクー!」

 

 

若い頃は、きっとこんな感じで楽しくやってたんでしょう。

 

残念ながら、30を超え、だんだんと周りに相手にされなくなり、

こういうアプリに手を出したんだと思います。

 

 

大変失礼ですが、そんな感じがひしひしと伝わってきました。